外為市況=円相場は111円台後半、雇用統計への反応は限定的

2019/04/06 6:00:00

 週末5日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 米雇用統計の発表を控えて模様眺めムードが強まるなか、アジア・欧州市場は概ね1ドル=111円台後半で推移した。注目された米雇用統計では、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が19.6万人増と市場予想(18万人増)を上回った。ただ、賃金の伸びが予想を下回るなど、強弱まちまち。発表直後は上下に振れたものの、商い一巡後は111円台後半の狭いレンジでもみ合い推移となった。トランプ米大統領が記者団に対し「米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げすべきだ」と述べたほか、国債買い入れによる量的金融緩和を進めるべきとの考えを示したが、市場の反応は軽微にとどまった。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ