外為市況=円は強含み、111円付近でもみ合い

2019/04/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円絡み。
 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、定例理事会後の記者会見でマイナス金利政策の副作用緩和に言及したほか、ユーロ圏経済の低成長が続くとの見解を示したことで、欧州経済の先行き懸念が浮上したため、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが強まり、一時1ドル=110円台後半まで円が強含んだ。しかし、英国の欧州連合(EU)離脱に絡んで、EU側が離脱期限の再延長を認めるとの見方が強まったため、円買いの流れは一服。その後は111円付近でもみ合い推移となった。取引終盤に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されたが、予想された内容であったため、ドル・円相場の反応は限られた。

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