外為市況=円は軟調、111円台後半

2019/04/12 6:00:00

 11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 米労働省本日発表した週間新規失業保険申請件数は、前週比8000件減の19万6000件と、1969年10月以来、約49年半ぶりの低水準に改善。また、3月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇、エネルギーと食料品を除いたコア指数は0.3%上昇となり、いずれも市場予想を上回ったことから、米国経済の鈍化懸念が後退した。これを受けて、米国の長期金利が上昇したため、日米の金利差拡大への思惑からドル買い・円売りが優勢の展開。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、米経済の先行きに楽観的な見方を示したこともドル買いを誘い、1ドル=111円台後半まで円安・ドル高に振れた。

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