外為市況=円相場は軟調、112円台前半

2019/04/13 6:00:00

 週末12日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円絡み。
 中国税関総署が12日発表した3月の貿易統計で、輸出が前年同月比14.2%増と市場予想を大幅に上回ったことで同国経済の先行き警戒感が和らぎ、相対的に安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが優勢の展開。米株価の堅調推移や、米国の長期金利上昇もドル買いを誘い、3月5日以来となる1ドル=112円台前半まで円安が進行した。ただ、同水準では持ち高調整のドル売りが入り、その後は112円付近でもみ合い推移となった。市場筋は「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)によるドイツ大手銀行DZバンクの航空機ファイナンス事業買収に関連して、資金調達を見越した円売り・ユーロ買いが入り、ドル・円相場でも円が売られやすくなった」と指摘した。

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