外為市況=円は強含み、111円台後半

2019/04/24 6:00:00

 23日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 本日発表されたユーロ圏消費者信頼感指数が市場予想を下回った一方で、3月の米新築住宅販売が良好な内容となり、ユーロ・ドル相場でドルが上昇。これに連れる格好でドル・円相場でもドル買いが優勢となり、一時1ドル=112円台前半まで円安・ドル高に振れた。しかし、112円台では実需筋のドル売りが入り、111円台後半に押し戻される展開。イタリアの債務拡大が明らかとなったことで、投資家のリスク回避的な円買いも見受けられ、取引終盤は概ね111円80銭台での値動きとなった。ただ市場では「25日の日銀金融政策決定会合や、26日の米国内総生産(GDP)の発表待ちのムードが強い」との指摘が聞かれた。

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