外為市況=円は軟調、112円台前半

2019/04/25 6:00:00

 24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台前半。
 米国の10年債利回りの低下を手掛かりにドル売り・円買いが優勢となり、一時1ドル=111円60銭台までドル安・円高に振れる場面が見られた。しかしその後は、ドルが対ユーロで上昇。これに連れる格好で、ドル・円相場でもドル買いが優勢となり、112円台前半まで円安方向に切り返す格好となった。市場筋は「26日の米国内総生産(GDP)速報値の発表を前に、予想を上方修正する動きがあるようだ。最近の米指標は良好なものも見受けられることから、年内の追加利上げへの思惑からドルが買われている可能性もある」と指摘した。
 ユーロは下落。ドイツのIFO経済研究所が発表した4月の業況指数は99.2と、前月改定値の99.7から低下。ドイツ経済の先行く不透明感が強まったため、ユーロ売りが優勢の展開。1ユーロ=1.114ドルを付け、17年6月以来のユーロ安水準となった。

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