外為市況=円相場は米GDP発表後に上下に振れる

2019/04/27 6:00:00

 週末26日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 本日発表された今年第1・四半期の米国内総生産(GDP)速報値は、前期比3.2%増と18年第4・四半期(2.2%増)から成長ペースが急加速した。発表直後はドル買い・円売りが優勢となり、112円付近まで円安に振れたものの、内訳では個人消費が1.2%増と、1年ぶりの低い伸びとなったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数の伸びも、前年比1.4%上昇と、目標の2%を下回ったため、一転してドルが売られる格好で、111円40銭台まで円高方向に切り返すなど、方向感に欠ける値動きとなった。その後は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を待ちたいとの思惑もあり、積極的な商いが見送られるなか、111円60銭台を中心にもみ合い推移となった。

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