外為市況=円相場は米中貿易摩擦激化への懸念が再燃し、110円台後半

2019/05/07 6:00:00

 週明け6日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 トランプ米大統領が5日、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税を10日に10%から25%に引き上げるとツイッターで表明。8日からワシントンで再開される閣僚級協議を前に、中国に譲歩を促す狙いがあるとみられるが、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、トランプ氏の意向に強く反発する中国が協議中止を検討していると報道。米中貿易交渉の早期妥結への期待感が後退する中、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、110円台後半での推移となっている。

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