外為市況=円相場は米中貿易協議への不安感から、110円台前半

2019/05/08 6:00:00

 7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が6日、前日のトランプ米大統領に続き、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税を10日に10%から25%に引き上げる方針を表明。これを受け中国の劉鶴副首相が9、10日の貿易協議のため訪米を見送るとの観測が台頭したが、中国政府は劉鶴副首相の訪米を正式発表。ただ、両国による協議は難航し、交渉の決裂や延長の可能性も否定できない状況となっているため、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、110円台前半での推移となっている。

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