外為市況=円相場は米中貿易協議の不透明感から、一時109円台

2019/05/09 6:00:00

 8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 米通商代表部(USTR)が8日、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税を10日に25%に引き上げる方針を正式に表明。9、10両日には米中閣僚級貿易協議がワシントンで開かれる予定だが、交渉の行方は全く予断を許さず、場合によっては決裂の可能性すらあり得るとの見方も浮上したため、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、一時は約1カ月半ぶりに109円台を付けていた。ただ、その後は米中貿易協議の結果を見極めたいとの見方からドルが買い戻され、110円台前半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ