外為市況=円相場は米大統領発言を受け、109円台後半

2019/05/10 6:00:00

 9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
 米中両政府が9、10両日に再開する閣僚級貿易協議を控え、トランプ米大統領は8日、「中国がディール(貿易協定)を壊した」と非難したため、米中貿易戦争が激化するとの懸念が再燃し、海外市場でリスク回避の円買いが先行する場面も見られたが、その後のニューヨーク市場では、トランプ氏が9日、中国の習近平国家主席から「素晴らしい書簡を受け取った」とし、「習主席とおそらく電話で会談するだろう」と述べ、米中貿易協議が今週合意に達する可能性があるとの見方を示したことから、リスク回避姿勢がやや後退したため、109円台後半での推移となっている。

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