外為市況=円相場は一時109円台前半、その後弱含む

2019/05/16 6:00:00

 15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台半ば。
 本日発表された4月の米小売売上高が市場予想に反して、前月比マイナスとなったことで、米国の景気先行きに対する警戒感が浮上。その後発表された4月の米鉱工業生産、設備稼働率も低調な内容であったため、米株価が下落。投資家のリスク回避姿勢が強まり、一時1ドル=109円10銭台まで円高・ドル安が進んだ。しかし、関係筋の話として「トランプ米大統領が輸入車に対する追加関税導入の判断を最大6カ月先送りする見通し」と報じられたことで、貿易をめぐる新たな対立が当面回避されるとの思惑から、米株価が反発に転じたため、一転して円売りが優勢となり、109円台半ばまで円安方向に切り返す格好となった。

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