外為市況=110円近辺でもみ合い

2019/05/21 6:00:00

 週明け20日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円近辺。
 米政府による中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置を受け、今週末中にはインテルなど米半導体メーカー4社が相次ぎファーウェイとの取引停止を社内に通知。また、米IT大手グーグルもスマートフォン向けソフト「アンドロイド」の提供を打ち切る意向と報じられ、これらを受けて米中貿易摩擦のさらなる激化が懸念されたため、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して買われる場面もあったが、そうした反応は限定的なものにとどまる格好。また、本日は主要な米経済指標の発表などがない上に、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を待ちたいとの思惑も広がったことから積極的な商いは控えられ、ドル・円相場は概ね1ドル=110円近辺でもみ合い推移となった。

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