東京外為市況=円は強含み、109円台半ば

2019/05/24 17:00:00

 週末24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円半ば。
 米政府による中国企業への制裁を背景に、米中通商協議の先行き不透明感が強まったほか、前日の米製造業PMIなどの下振れで、世界経済の鈍化懸念が強まり。相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。東京市場は1ドル=109円台後半で始まった後、東京株式市場の軟化を眺めて、109円台半ばまで円が強含む格好となった。ただ、来週27日は米英市場が休場となるため、その後は積極的な商いを見送る向きも見受けられた。

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