外為市況=米株安を受け、109円台前半

2019/05/29 6:00:00

 連休明け28日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半。
 イタリアの財政懸念が再燃していることや、英国の欧州連合(EU)離脱の行方に対する不透明感などを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、海外市場では109円台前半を付けていた。その後に発表された米経済指標が総じて良好な内容となったことからドル買い・円売りが優勢となり、一時は109円台半ばを付けていたものの、米株価が下落したことをきっかけに、再びドル売り・円買いが優勢となったため、109円台前半に巻き戻される展開となっている。

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