東京外為市況=株価眺め108円台前半でのもみ合い

2019/06/03 15:33:51

 週明け3日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 前週末に、トランプ米大統領がメキシコからの輸入品に追加関税を課すと発言したことを受け、貿易摩擦が他国に広がるとの懸念が広がったことから、投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は108円台前半で始まった後は、日経平均株価が軟調に始まったことから円買い・ドル売りが優勢となり、一時は108円割れを試す場面も見られたが、その後に株価が下げ渋ったことで、108円台前半でのもみ合いとなっている。

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