東京外為市況=108円台前半

2019/06/06 10:31:24

 6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 昨日の米国市場では、5月のADP雇用統計が市場予想を大きく下回り、一時1ドル=107円台後半まで円高が進んだ。その後は、同ISM非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したことに加え、同指数の雇用項目の改善もみられたことから米国景気への懸念は緩和し、108円台中盤まで切り返した。本日の東京市場では、ドルの買い戻しは一旦収まり、108円台前半でもみ合っている。市場筋は「複数の米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言などから年内の利下げ観測が根強いため、ドルが再び強含んだとしてもそれは一時的な動きになるとみている」と指摘した。

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