東京外為市況=108円台前半でこう着

2019/06/06 15:28:44

 6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 前日の米国市場で、5月のADP雇用統計が市場予想を大きく下回り、一時107円台後半まで円高が進んだものの、その後の米ISM非製造業景況感指数が予想に反して上昇したことに加え、同指数の雇用項目の改善もみられたことから米国景気への懸念が緩和し、108円台前半に巻き戻された流れを引き継ぎ、東京市場も108円台前半で始まった後は、米国とメキシコの政府高官が追加関税に関する協議を進めていたが合意に至らなかったことを受け、ドル売り・円買いが優勢となる場面も見られたが、日経平均株価が底堅い推移となったため、108円台前半でこう着状態となっている。

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