東京外為市況=108円台半ばでの取引

2019/06/10 10:32:16

 週明け10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ばでの取引。
 先週末の海外市場では、米雇用統計の非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を大きく下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げするとの観測から、円買いドル売りがやや優勢となった。東京市場では、トランプ米大統領が対メキシコ関税の発動見送りを表明し、貿易摩擦が激化するとの懸念が後退したことから、安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となっている。市場では「円売りと円買いの材料が入り交じり、方向感が出にくい」との声が出ていた。

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