東京外為市況=108円台後半

2019/06/10 17:00:00

 週明け10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 前週末の海外市場では、米雇用統計が弱い内容となり、米国の利下げ観測から円買い・ドル売りが優勢となったものの、トランプ米大統領が対メキシコ関税の発動見送りを表明し、貿易摩擦が激化するとの懸念が後退したことから、円買いは一服。東京市場は1ドル=108円台半ばで始まった。その後は、実需筋のドル売りが入る場面があったものの、黒田日銀総裁が「必要に応じて大規模緩和を行える」と発言したことが一部で報じられ、108円60銭台まで円が弱含む動きとなっている。

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