外為市況=108円台半ばでの取引

2019/06/11 6:00:00

 週明け10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 トランプ米政権が前週末、対メキシコ制裁関税の無期限延期を決定。これを受けて投資家の過度なリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して売られる格好。制裁関税の無期限延期を受けて米株価が上昇したことも円売り・ドル買い要因となり、一時は1ドル=108円台後半まで円安・ドル高が進行。ただ、その後は米中貿易摩擦をめぐる根強い懸念などを背景に調整的な円買い・ドル売りが入り、概ね同108円台半ばでの取引となった。

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