東京外為市況=円相場は108円台前半でもみ合い

2019/06/14 17:00:00

 週末14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 前日の海外市場では、ホルムズ海峡付近のオマーン湾でタンカー2隻が攻撃を受けたことで中東情勢への懸念から、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが見受けられた。ただ、株式市場が堅調に推移したことで、過度のリスク回避の動きには繋がらず108円台前半で推移した。東京市場もこの流れを引き継いで始まった後は、新たな決め手材料に乏しく、108円台前半でもみ合い推移となった。市場では「今夜の米小売売上高や、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなり、模様眺めムードが強い」との指摘が聞かれた。

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