東京外為市況=リスク回避ムード高まる

2019/06/21 16:45:00

 週末21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 イランが米国の無人偵察機を撃墜し、これに対しトランプ米大統領がツイッターで強く非難するなど、両国間の軍事的緊張が高まったことから投資家の間でリスク回避ムードが強まり、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して買われやすくなった前日の海外市場での流れを継続。日経平均株価の下落も円買い・ドル売り要因となり、一時は1ドル=107円近辺まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は円の買い過剰感が高まったことなどから過度な円高・ドル安が一服。概ね同107円台半ばでの取引となった。

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