外為市況=円買い・ドル売りの流れが一服し、107円台前半

2019/06/22 6:00:00

 週末21日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 トランプ米大統領がイラン攻撃を承認したと伝えられ、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行したうえ、引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測を背景に、東京市場で一時、107円割れを試す場面も見られたが、その後の日本の政府・日銀の緊急会合開催や浅川財務官の口先介入を受け、「日本が為替介入をほのめかした」ことから円が売り戻された。ニューヨーク市場で本日発表された5月の米中古住宅販売件数が市場予想を上回ったこともあり、円相場は107円台前半での推移となっている。

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