外為市況=方向感に乏しく、107円台前半でもみ合い

2019/06/25 6:00:00

 週明け24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けた米国の早期利下げ観測が引き続き、ドル売り・円買いを誘う一方で、日銀による追加金融緩和観測も燻り、売り買いが交錯する展開。ニューヨーク取引時間帯は、概ね1ドル=107円台前半でもみ合い推移となった。明日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演や、今週開かれる20カ国・地域(G20)首脳会談に合わせて予定されている米中首脳会談、米国が発表した対イラン追加制裁の影響を見極めたいとの思惑もあり、積極的な商いを見送る向きも目立った。
 ユーロは強含み。本日発表された独IFO景況指数が2014年11月以来の低水準に落ち込んだことで欧州経済の先行き懸念が浮上した。ただ、欧州中央銀行(ECB)よりも米FRBが早期に利下げに踏み切るとの見方から、ユーロ売りの動きには繋がらなかった。

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