外為市況=米国市場休場により動意薄

2019/07/05 6:00:00

 4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 4日の米国市場が「独立記念日」の祝日により休場となったことで市場参加者は少なく、加えて特に目立った手掛かり材料も見当たらなかったことから様子見ムードが漂い、積極的な商いが控えられて全般的に動意の薄い値動き。ドル・円相場は概ね1ドル=107円台後半での狭いレンジ内取引となった。
 市場の注目は5日に米労働省が発表する6月の雇用統計。今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの見方が優勢となる中、雇用統計で景気の減速が示されるようなら利下げ期待はさらに高まる可能性がある。

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