外為市況=米長期金利の上昇を背景に、108円台後半

2019/07/09 6:00:00

 週明け8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 イランは7日、核合意で規定されたウラン濃縮度の上限を無視して引き上げると発表したことに対し、米国のポンペオ国務長官はツイッターで追加制裁を示唆したことから、中東の地政学的リスクが改めて意識され、投資家のリスク回避姿勢が広がり、東京市場では一時108円台前半を付けていた。ただ、その後のニューヨーク市場では、主要な米経済指標の発表はないものの、米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが優勢となり、108円台後半での推移となっている。

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