外為市況=FRB議長証言などを控え、108円台後半で小動き

2019/07/10 6:00:00

 9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 本日も主要な米経済指標の発表がなく手掛かり材料に乏しい中、10、11の両日に予定される米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や、10日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などを控えて模様眺め気分が広がり、108円台後半で小動きとなっている。市場では、10日のパウエル議長の証言は、利下げを強く示唆するようなハト派寄りな発言となる可能性は低く、むしろ7月の利下げを規定路線とする市場を、再度けん制するような形になるのではないかという。

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