外為市況=FRB議長証言を受け、108円台半ば

2019/07/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は10日、議会下院金融サービス委員会で証言。朝方に公表された冒頭発言テキストで「貿易摩擦をめぐる不透明感と世界経済に関する懸念が依然として景気見通しの重しになっている」と警戒感を表明。早ければ7月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決める可能性を示唆したことを受けてドル売り・円買いが優勢となり、108円台半ばでの推移となっている。

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