東京外為市況=108円台前半での取引

2019/07/11 10:25:40

 11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半での取引。
 前日の海外市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が10日の議会証言で米中貿易摩擦などが「米経済の重しになっている」と発言。今月末に利下げに踏み切るとの見方が広がり、ドルを売って円を買う動きが先行した。東京市場でも海外の流れを引き継いで始まった後、円が強含んでいる。市場関係者は「パウエル議長の発言は世界経済の不確実性を強調する内容で、市場では早期利下げが間違いないと受け止められている」としている。

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