東京外為市況=FRB議長の議会証言を受けた円買いの流れが継続

2019/07/11 16:40:00

 11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による議会証言や、FRBが公表した6月18・19日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、早期利下げ観測が広がったことから円買い・ドル売りが進んだ前日の海外市場での流れを引き継ぎ、朝方は1ドル=108円台前半で始まった。その後もこうした流れを継続して一時は同107円台後半まで円は上昇したものの、取引終盤にかけては円の買い過剰感が高まったためか過度な円買いの流れは一服。概ね同108円10銭付近での取引となった。

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