外為市況=米経済指標などを背景に、108円台半ば

2019/07/12 6:00:00

 11日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言がハト派的な内容となったことに加え、イランによる英国タンカー拿捕未遂報道を背景に、東京市場では一時、107円台後半を付けていた。ただ、その後のニューヨーク市場では、本日発表された6月の米消費者物価指数と、コア指数がそれぞれ市場予想を上回り、米週間新規失業保険申請件数が予想を下回るなど、米経済指標が良好な内容となったうえ、米株価が史上最高値を更新したことでドル買い・円売りが優勢となり、108円台半ばでの推移となっている。

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