東京外為市況=午後に入り円売りの流れが一服

2019/07/12 16:50:00

 週末12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 米消費者物価指数(CPI)や米週間失業保険申請件数が良好だったことなどを受けて円売り・ドル買いが進んだ前日の海外市場での流れを引き継ぎ、午前中は概ね1ドル=108円台半ばで推移。ただ、午後に入ってからはこうした流れが一服。ポジション調整的な円買い・ドル売りが入って概ね同108円台前半での取引となった。市場からは「特に目立った手掛かり材料は見当たらなかったが、米利下げ観測の根強さが円を下支えたようだ」との声も聞かれた。

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