外為市況=円相場は107円台後半でもみ合い

2019/07/16 6:00:00

 週明け15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 中国の4−6月期国内総生産(GDP)が6.2%増と、四半期ごとの数字を公表している1992年以降で伸び率が最低となったことから、投資家のリスク回避の動きに円が強含む場面がみられたが、市場予想とは一致したため、円買い一巡後は108円付近でのもみ合い推移が続いた。本日発表された7月のニューヨーク連銀・製造業景況指数が上振れとなったものの、市場の反応は限定的。その後、米国債利回りの低下を眺めて、ドル売り・円買いが優勢となり、再び107円台後半まで円が強含む展開となった。

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