外為市況=108円台前半でもみ合い

2019/07/25 6:00:00

 24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 この日発表された主要な米経済指標で、7月の製造業PMI(購買担当者景況指数)速報値や6月の新築住宅販売件数が予想を下回る低調な内容となった一方、ムニューシン米財務長官が短期的なドル安を支持するつもりはなく、長期的には強く安定的なドルが国益にかなうとの認識を示したことから円はドルに対して売り買いが交錯。加えて、25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会、29・30日の日銀金融政策決定会合、30・31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)といった重要な金融政策発表を前に様子見ムードが漂い、積極的な商いが控えられたこともあり、ドル・円相場は概ね1ドル=108円台前半でもみ合い推移となった。

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