外為市況=ドル・円は狭いレンジ内取引

2019/07/27 6:00:00

 週末26日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 米商務省がこの日発表した今年第2四半期(4〜6月期)の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比で2.1%増と市場予想(1.8%増)を上回る良好な内容。このため、統計発表直後は円売り・ドル買いが入る場面もあったがそれも長くは続かず、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を待ちたいとの思惑が広がったためか、積極的な商いは控えられて方向感に欠ける値動き。ドル・円相場は概ね1ドル=108円台後半での狭いレンジ内取引となった。
 ユーロは対ドルで軟調。英国のジョンソン新首相が欧州連合(EU)離脱をめぐり、メイ前首相のまとめた離脱案の再交渉か、さもなくば「合意なき離脱」だと表明。これに対しEUが再交渉を拒否したため、合意なき離脱の可能性が高まったことからユーロ売り・ドル買いが先行した。

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