外為市況=ポンド安を背景に、108円台後半

2019/07/30 6:00:00

 週明け29日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 英国のジョンソン政権が28日に欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」を想定して行動していく方針を表明したことで、ポンド売りが一気に加速。主要通貨に対してポンドが売られたことにつられて、ドル買い・円売りが優勢となり、108円台後半での推移となっている。ただ、今週は29、30両日に日銀金融政策決定会合、30、31両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と米中閣僚級貿易協議、2日に米雇用統計など注目度の高いイベントが目白押しとなっているため、それぞれの発表までは積極的な商いは手控えられることになりそうだ。

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