外為市況=FOMCを受け、108円台後半

2019/08/01 6:00:00

 31日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 本日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.25%引き下げたものの、予想通りの内容となったことで、声明発表後は反応薄となっていた。ただ、その後の連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の会見で「利下げは長期的な緩和サイクルの始まりではない」と述べたほか、今回の政策決定ではFRBの2人のメンバーが金利据え置きを主張したことから、予想よりもタカ派的な内容になったとの見方が浮上したため、109円台を窺う動きも見られたが、FRB議長が「1回だけの利下げとは言っていない」と追加利下げをほのめかしたためドルが売り戻され、108円台後半での推移となっている。

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