外為市況=米大統領のツイッター発言を受け、107円台前半

2019/08/02 6:00:00

 1日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 本日発表された7月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が2年11カ月ぶりの低水準となったうえ、その他の米経済指標も概ね市場予想を下回る低調な内容となったことから、ニューヨーク市場の取引序盤からドル売り・円買いが優勢となっていた。その後にトランプ米大統領がツイッター投稿で「米政府は9月1日から、3000億ドル相当の中国製品に対し10%の追加関税を課す」と述べたことから、米中貿易摩擦が再燃したため、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが強まったことから、一時は7月19日以来約2週間ぶりの高値を付けるなど、107円台前半での推移となっている。

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