東京外為市況=106円台半ばでの取引

2019/08/06 17:01:13

 6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台半ばでの取引。
 米政権が中国を「為替操作国」に認定したことを受け、米中の貿易摩擦の深刻化を懸念し相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行して始まった。その後、中国人民銀行が公表した人民元の対ドル基準値が予想より元高だったことから、米中摩擦の激化に対するする過度な懸念が和らぎ、円安傾向が進んだ。市場筋は「引き続き、米中摩擦をめぐる要人発言に反応しやすい雰囲気」としている。

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