14日のNY金は軟調、米FOMC声明発表を控え

2022/12/15 8:46:17

 14日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比6.8ドル安の1818.7ドル。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控え、先日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。また、清算値確定後に米連邦準備制度理事会(FRB)は、米FOMC声明を発表。政策金利となるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25-4.50%とした。大方の予想通りの内容とだったが、同時に発表された米FOMC参加者による金利・経済見通しでは、米FRB政策当局者19人の2023年末の政策金利の予想中央値が5.1%と、金融引き締めが2023年も継続することを示す内容となり、金利を生まない資産である金が一時売られる場面もあった。

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