東京外為市況=106円台前半でのもみ合い

2019/08/08 15:27:58

 8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。  昨日ニュージーランドやインドなどが利下げに踏み切ったことを背景に、世界経済の先行きに対する懸念が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は106円台前半で始まった後は、中国人民銀行(中央銀行)が公表した人民元の対ドル基準値が「予想ほど元安に設定されなかった」ことで、一時はドル買い・円売りが優勢となったものの、世界経済の先行き不透明感が根強いことから、安全な通貨とされる円が買い戻されたため、106円台前半でのもみ合いとなっている。

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