東京外為市況=株価動向を眺めながら、105円台後半

2019/08/09 15:28:19

 週末9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。  トランプ米政権が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する禁輸措置の緩和を先延ばししているとの米メディア報道を受け、米中対立激化に対する懸念が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は105円台後半で始まった後、日経平均株価が堅調に始まったことからドル買い・円売りが優勢となり、一時は106円台を付ける場面も見られたが、その後は株価が上げ幅を縮小したことに加え、中国株が軟調に推移していることから円が買い戻され、105円台後半での推移となっている。

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