東京外為市況=円相場は106円台前半

2019/08/15 17:00:00

 15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 米国市場で新発10年物国債の利回りが2年物を下回る長短金利逆転(逆イールド)が12年ぶりに発生、逆イールドは景気後退の前兆とされており、世界経済の先行き不透明感から相対的に安全な通貨とされる円が買われる展開。東京市場は1ドル=105円台後半で始まった。その後は、実需筋のドル買いなどが入り、概ね106円付近でもみ合う展開。取引終盤に106円70銭台まで円安に振れたものの、商い一巡後は106円20銭台で推移している。市場筋は「特段のドル買い材料はなく、薄商いの中で纏まったドル買い注文が入ったようだ」と語った。

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