東京外為市況=様子見ムード漂う中、もみ合い推移

2019/08/19 16:50:00

 週明け19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 トランプ米大統領が中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)と米企業との取引を事実上禁じている措置を継続する方針を改めて表明し、これを受けて相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが一時的に見られたものの、全般的には23日に米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムにて予定されている、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を待ちたいとの思惑から様子見ムードが漂い、積極的な商いが控えられる格好。ドル・円相場は概ね1ドル=106円台前半でもみ合い推移となった。

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