外為市況=米長期金利の低下などを背景に、106円台前半

2019/08/21 6:00:00

 20日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 米長期金利の低下を背景に金利差の観点から円買い・ドル売りが優勢となったほか、トランプ米政権が前日に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する輸出禁止措置を強化すると発表。米国による対中追加制裁関税第4弾の発動を9月1日に控え、引き続き米中貿易摩擦激化に対する警戒感が高まり、投資家のリスク回避姿勢が広がったことから、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、106円台前半での推移となっている。

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