外為市況=FRB議長講演を控え、106円台前半でのもみ合い

2019/08/23 6:00:00

 22日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 前日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策金利の引き下げをめぐる当局者間の意見の相違が明らかとなり、欧州株価が軟調となったことで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、取引序盤は円買い・ドル売りが優勢となっていた。ただ、その後は堅調な小売大手決算を背景に米株価が堅調となったことから、ドルが買い戻されたものの、米経済指標が強弱まちまちな内容となったうえ、ワイオミング州ジャクソンホールでの連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を明日に控え模様眺め気分が広がり、106円台前半でのもみ合いとなっている。

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