東京外為市況=一時104円台後半、約7カ月半ぶりの円高水準

2019/08/26 10:56:11

 週明け26日午前の東京外国為替市場の円相場は、一時、104円台後半を付け、約7カ月半ぶりとなる円高ドル安水準となった。
 先週末の海外市場では、トランプ米大統領が中国の報復関税への対抗措置として、制裁関税の引き上げを発表したことを受け、米中の貿易戦争が激化するとの懸念から、リスク回避のため比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。東京市場でも早朝に円高が進み、一時105円を割り込んだが、その後は国内の輸入業者を中心とする実需のドル買い・円売りなどで105円台に戻している。

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