外為市況=米中対立緩和期待から円は軟調、106円台前半

2019/08/27 6:00:00

 週明け26日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 前週末に米中両国が追加関税の方針を示したことで、貿易摩擦激化への警戒感が強まり、早朝のアジア市場では、一時1ドル=104円台半ばまで円高が進行した。しかしその後、トランプ米大統領が記者団に対し「中国から通商交渉再開に向けた申し入れがあった」と語り、通商交渉再開の意向を示したため、一転して円売り・ドル買いが優勢となり、106円台前半まで円安・ドル高に振れた。本日発表された7月の米耐久財受注が、前月比2.1%増と、市場予想(1.2%増)を大きく上回ったこともドル買いを促したとみられる。

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