東京外為市況=105円台後半でのもみ合い

2019/08/27 15:26:22

 27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。  トランプ米大統領が中国との貿易協議に前向きな姿勢を示したうえ、中国の劉副首相も「貿易戦争のエスカレートには反対する」等の発言を受け、米中対立激化への警戒感が和らぎ、投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は105円台後半で始まった後は、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけて上値重い推移となったうえ、時間外取引の米長期金利が低下したことで、円買い・ドル売りが優勢となったものの、手掛かり材料難から積極的な売買が手控えられたため、105円台後半でのもみ合いとなっている。

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